Practice journal Business · Technology · Organization Tokyo, Japan

構想が、
動く仕組みになるまで。

倉本圭太は、事業・技術・組織の間に立ち、まだ形のない課題を、現場で使われる仕組みへ変えていきます。

実践の記録を読む
倉本圭太
Keita Kuramoto
社会実装エキスパート

Portfolio note / September 2026

技術を知っているだけでは、事業は動かない。事業を考えるだけでも、現場には届かない。

大学院でシステム創生学的思考を培い、ITS研究を経て、通信インフラの設計と工程管理、施工の標準化、光ファイバーの研究開発、グループ企業の事業計画、法人向け通信サービスの企画・開発・運用へ。現在は、人材サービス、AI活用、宇宙教育、組織づくりに関わっています。

領域は増えましたが、向き合っている問いは変わりません。複雑な課題をほどき、異なる専門性をつなぎ、誰かが実際に使える形にすること。その実践を、このサイトではプロジェクトごとに記録します。

課題が先、技術は手段。
完成より先に、使われる状態をつくる。

事業を動かす

オンラインと現場を、ひとつのサービスに。

BizCats / 株式会社Ling

企業の実務には、オンラインで完結する業務と、現場に人が必要な業務があります。BizCatsはその両方を支援するアシスタントサービスです。

役割 事業責任者 事業統括 プロジェクトマネジメント

担当という言葉の、その先へ。

現在のポートフォリオでは「サービスを統括し、成長を主導」と紹介しています。公開版のCase Studyでは、何を課題として捉え、どの提供方法を設計し、運営上のどこを変えたのかを、確認できる範囲で具体化します。

公開できる根拠サービスサイトを見る ↗

組織を横断する

縦に分かれた専門性を、ひとつのサービスへ束ねる。

法人向け通信サービス / NTT東日本

機能ごとの責任が明確な大企業では、部門をまたぐ企画に明確な横断推進役が必要です。サービス企画部門は、複数の専門部署に横串を通し、企画・開発・リリースを経営会議へつなぐ役割を担っていました。

Mission
法人向け通信サービスの企画・開発・リリースを推進する。
Stakeholders
複数の開発・運用・販売部署、総務法務、サービス約款部門。
Decision
部門間で合意を形成し、複数の役員から承認を得る。
My work
利害を踏まえた交渉、説明・説得のための資料設計、関係者とのコミュニケーション。

正しい企画だけでは、大きな組織は動きません。各部署が守る責任と利害を理解し、論点を整理し、意思決定者が判断できる材料へ変える。この経験を通じて、プロジェクトマネジメントと合意形成の力を磨きました。

担当領域企画・開発・運用 / 2016—2023

技術を深く理解する

仕組みに踏み込み、現場で成立する条件を考える。

大学院で培ったシステム創生学的思考・ITS研究 / NTT研究所での光ファイバーケーブル開発

大学院では、システム創生学の講義とITS(高度道路交通システム)の研究を通じて、システム的に考える土台を培いました。技術と、それを使う人や社会を関係づけ、全体としてどう成立させるかを考える。この思考は、その後の社会人生活や事業活動を通じて、仕事を進める基盤になっています。

NTT研究所では光ファイバーケーブルの開発に携わり、通信を支える物理的な技術と、実際に使われる環境の両方に向き合いました。

自然環境の課題を、物理構造から解く。

クマゼミの産卵管による損傷には、外被の強度で対応する。風による負荷には、ケーブルの撚り構造で対応する。光ファイバーケーブル開発では、現場で起きる問題を物理的な構造へ落とし込む技術に携わりました。

共著のNTT技術ジャーナル記事で紹介した細径SZ-Sドロップ光ファイバは、SZ撚り構造によって風圧荷重を低減し、支持線の強度向上と合わせて電柱間への架設を可能にしたものです。自然環境への対応と、引き込み区間のコスト低減を両立する開発でした。

この経験は、現在のAI活用にもつながっています。技術の仕組みと利用環境の制約を理解し、必要な要件を設計する。研究開発現場で経験した機密情報の扱いを、オフラインAIという製品構想へつなげたのが、次のSecure Seekです。

研究・開発資料ITS研究 / Google Scholar ↗

考え方の参考資料システム創成論とその応用(2022年セミナー案内・PDF)↗

NTT公開記事クマゼミ対策光ファイバ ↗

NTT技術史ルーラルエリアの光アクセス設備 ↗

共著記事 / 2014年8月SZ撚り構造と光アクセス設備の開発(PDF・51頁)↗

関連文献CiNiiの文献情報 ↗

AIを製品にする

機密資料を外に出さず、生成AIを実務へ。

Secure Seek / 株式会社Ling

企業の研究開発部門や医療など、機密情報を扱う現場では、オンラインへファイルをアップロードする制約やセキュリティ上の障壁が一般企業より高くなります。自身が研究開発部署で働いた実体験から、この課題を対象に据えました。

Target
企業の研究開発部門、医療など機密情報を扱う現場。
Constraint
ファイルをオンラインへアップロードしにくい。
Requirement
ネットワークへ接続せず、事前構築・設定済みの専用PCと電源だけで稼働する。
My role
ターゲット設定、企画構想、プロダクト設計。
Engineer
コーディング、維持管理。
Outcome
役割を分担し、2名でプロダクトを完成。

Secure Seekは、オフライン環境で社内資料を検索できるRAGプロダクトです。技術から発想するのではなく、現場で経験した制約から対象と要件を定め、実装可能な製品へ落とし込む。事業とエンジニアリングをつなぐ役割が、明確に表れたプロジェクトです。

プロダクト情報サービスサイトを見る ↗

組織の土台をつくる

挑戦を続けるチームに、組織として動く土台を。

株式会社うちゅう / 経営企画室

学生起業を出発点とするベンチャーが、活動と組織を広げていく。その成長過程で、経営企画室として組織設計に関わっています。大企業で培った組織運営の知見を持ち込み、役割分担や進捗管理を整えることが、私の主な役割です。

組織設計役割分担進捗管理

誰が担い、どう進めるかを整える。

役割分担に曖昧さが残る中で走り続けるチームに、担当の整理と進捗管理の見直しを通じて関わってきました。関与前後の変化を感じているのも、この二つの領域です。個々のプロジェクトを支える、組織としての進め方を育てています。

その取り組みが関わる活動の一例が、全国うちゅうキャラバン2025です。柏の葉での宇宙教育イベントとして公開されています。表に見えるイベントの背景で、チームが動くための土台づくりを担っています。

関連する活動の公開案内全国うちゅうキャラバン2025 / 柏の葉ナビ ↗

分かち合うという価値観

コミュニティは資本、
分かち合いは投資。

株式会社うちゅうの名刺にも刻んでいる、私のモットーです。ギブと、コミュニティが生まれ育っていくことを大切にしてきました。

自分が培った知識や経験を分かち合い、人がともに活動できる土台を育てる。組織づくりやコミュニティへの関わりの背景には、この価値観があります。

ほかの実践

事業、AI、教育、研究。分野ではなく、そこで担った仕事から読み解ける索引です。

  • POCHITTONER生成AI · Webアプリ見る ↗
  • スタッフ特性ダッシュボード組織 · Data · AI協働見る →
  • オンラインうちゅう教室宇宙 · 教育見る ↗
  • 光ファイバーケーブルR&D研究 · 技術開発参照 ↗

市場調査から改善まで、ひとつの循環として。

市場と現場の声を集め、仮説を置く。仕様と役割を設計し、最小単位で実装する。運営の中でデータと反応を見て、次の改善へ戻す。すべてを一人で行うという意味ではなく、工程の間にある断絶をなくすために、一気通貫で関わります。

  1. 市場調査観察する
  2. 仮説問いを定める
  3. 実装動く形にする
  4. 運営現場に載せる
  5. データ分析事実を見る
  6. 改善学びを戻す

領域が広がった軌跡

経歴は会社の一覧ではなく、解ける課題の範囲がどう広がったかで示します。

大学院

システムとして考える

システム創生学的思考の養成と、ITS(高度道路交通システム)の研究。

現場を知る

通信ネットワークの設計、工程管理、施工標準化。

技術と計画を知る

光ファイバーR&D、グループ企業の事業計画。

サービスを動かす

法人向け通信サービスの企画・開発・運用。

異業種を横断し、事業と組織を動かす

人材サービス・AI・宇宙教育を横断。事業責任者・経営企画として、異なる分野の知見を事業と組織づくりへつなぐ。

Contact

まだ名前のない課題について、話す。

まだ整理しきれていない構想や、複数の領域にまたがる課題でも構いません。いま見えていることと、目指したい状態からお聞かせください。

通常1営業日以内に返信します。営業・勧誘を目的としたご連絡はご遠慮ください。

差し支えない範囲でお書きください。